恩師が好んで引用していたゲーテの詩を思い出しました.とりわけ、内在と外在の箇所を幾度となく引用していたのを強く覚えています.
私自身の「表象」の使い方も、この発想が源になっているかも知れません.
ゲーテ『神と世界・エピルヘマ』
Müsset im Naturbetrachten
Immer eins wie alles achten;
Nichts ist drinnen, nichts ist draußen:
Denn was innen, das ist außen.
So ergreifet ohne Säumnis
Heilig öffentlich Geheimnis!
Freuet euch des wahren Scheins,
Euch des ernsten Spieles;
Kein Lebend’ges ist ein Eins,
Immer ist’s ein Vieles.
引用:https://www.textlog.de/goethe/gedichte/epirrhema
claude訳
自然を観察するときは 常に一つを全てとして敬うべし
内にあるものは外にあり
外にあるものは内にあり
だから躊躇わずに掴め
神聖なる公の秘密を!
真なる見かけを喜び
真剣な遊びを楽しめ
生きとし生けるものは一つではなく
常に多なるものなのだ
deepL訳
自然を思索するとき
すべてのもののように、常に一つのものを尊重すること;
内には何もなく、外には何もない:
内にあるものは外にある。
だから、遅滞なく掴み取れ
聖なる公共の神秘を!
真の姿を喜びなさい、
真剣勝負を楽しめ;
生きとし生けるものは一つではない、
それは常に多数である。
GPT訳
自然を観察するときには、
常に一つをすべてとして見ること。
中には何もなく、外にも何もない:
なぜなら内にあるものは外にあり、
遅れることなくつかみ取れ、
神聖で公然の秘密を!
真なる現象を喜び楽しみ、
厳粛な遊戯を喜び楽しめ。
生きているものは決してひとつではなく、
常に多くのものが含まれているのだ。
解説
エピルヘマ(Epirrhema)は、古代ギリシャ劇の用語に由来する言葉です。この言葉の意味と用法について説明します:
1.語源: ギリシャ語の "epi"(~の上に)と "rhema"(言葉)から成り立っています。
2.元々の意味: 古代ギリシャ喜劇において、合唱隊が観客に向かって語る部分を指しました。
3.文学的用法: 後に、詩や文学作品において、作品の主題を要約したり、作者の見解を直接的に述べたりする部分を指すようになりました。
4.ゲーテの使用: ゲーテは「エピルヘマ」という題名を使って、自然哲学に関する自身の思想を凝縮して表現しています。
5.現代的解釈: 今日では、作品の核心や本質を簡潔に表現した詩や文章を指すこともあります。
ゲーテの「エピルヘマ」は、彼の自然観や世界観を凝縮して表現した詩として知られています。この詩は、自然の統一性や生命の多様性についてのゲーテの哲学的思想を簡潔に、しかし深遠に表現しているのです。
エピルヘマ"の場合、"epi"は「添えられた」「付加的な」言葉という意味合いで使われています。
*Claudeによる解説